たぶん共感できる歌

 歌について何かを知っているわけではないが、思いついた。

 歌は「音」と「詩」で成り立つ。(「詩」がない場合もある。)

「詩」は「言葉」で、「言葉」の基本は「音」である。

音に意味を加えたものが言葉である。

以上より、

 「詩」というのはそもそも有意味なもので、「音」というのは無意味なものである。

つまり、
 「歌」は有意味なものと無意味なものの2つを1つにしたものである。

だから、
 「歌」は有意味で無意味なものである。

だとすると、
 「詩」は抽象な無意味な方向へ、「音」は具体的な有意味な方向へ向かわせなければ1つにはならないのではないだろうか。