走り屋
エドハー・ダービッツ、ガットゥーゾ、北沢豪を知っているだろうか。
(ダービッツについてはいろいろあったらしいが、結果を出すため何も言えない選手の一人であると思う。)
彼等の共通点は走り屋と言われる仕事をしているということである。彼等はどれだけ走ったか、相手を自由にさせなかったかが評価となる。
もうひとつの共通点は彼等の所属したチーム、ユベントス・ミラン・ヴェルディは強かったということだ。
それは、ただ単に彼等がいるから強いのではない。
彼等の選んだチームには走る価値があり、そこに走り屋がいるから強いのだ。
つまり、走り屋がこのチームのためなら走れると思ったチームは確実に強い。
さっき、「彼等はどれだけ走ったか、相手を自由にさせなかったかが評価となる。」と書いたが、それは勝つという前提があって初めて成り立つ。
走り屋の仕事は走ることで、それ以外は周りにおおよそ任せる。
つまり走り屋は、走る以外の要素を全て持っているチームを選ばざる負えないわけである。
走り屋がチームのために走れるチームをつくりたい。
できることなら全員がチームのために走れるチームをつくりたい。
と思ったことが、ぺぺの始まりだとかなんとか。